□9日目(2/20) Yellowknife (stay)
今日はお昼から犬ぞり体験に参加する。それまでは自由行動。KEN&直登は朝から行動。篠田&堀部は、昼前まで部屋で熟睡。朝飯は前日同様、無料のセルフサービスになっている。
食後は街の散策。寒いのでスキーウェアを着込んでいく。まだ、商店などは閉まっている時間なので、郊外へと向かうことに。ここにもグレートスレーブ湖上のアイスロードがあった。アイスロードを歩いていくと、氷の上に家が建っている。良く見てみると、基部がいかだの様になっていて、周囲にゴムタイヤが取り付けてある。夏は湖の上に家が浮かび、岸に係留されているのだろう。





次は少し小高い丘の上へ。モニュメントがあり、イエローナイフの街を眺めるには絶好の場所になっている。アイスロードもはるか遠くまで続いていくのが良く見えた。


街の方に歩いていき、ギャラリーやショッピングモールなどを見て回る。かつてイエローナイフは金鉱山で栄え、現在はダイヤモンド鉱山で栄えている。そのためダイヤモンド売り場は何箇所もあった。しかし当然高価なものである。

各自昼食をとった後、バスに乗って犬ぞり体験ツアーに出発。30人ほどの参加者は全員日本人で、ガイドも日本人である。全員飛行機で飛んできたはずで、車で来た人などいないであろう。30分ほど街を離れた森の中にオーロラビレッジは存在した。今晩のオーロラ観測も同じ場所である。たくさんの犬が飼われていて、盛んに吠えまくっている。そりを引くのは10匹であり、引っ張るのは自分だと吠えてアピールしているようだ。犬ぞり第1便が出発してしまうと、あれほど吠えていた犬たちは、一気に静まりかえる。そしてそりが戻ってくるとまた盛んに吠え始める。



第2便に僕たちが乗り込んだ。引っ張る犬は第1便と同じ犬で、そりの後ろに現地民族の人がコントロールするために乗っている。疲れてはいないのか、犬の力はかなり強い。予想を超えるスピードでそりは進んでいく。段差があると、そりが跳ね上がるほどだ。この勢いがとても楽しい。上り坂では一旦休み、根性で登っていく。一旦止まった時に、おしっこする犬もいた。下り坂では跳ぶように早い。貴重な体験ができた。


犬ぞりの後は、焚き火の所に行き、マシュマロを焼いて食べた。マシュマロを焦がさないよう上手に焼くと、周りがキツネ色になり、外はカリッと、中はとろーっとした食感になり、とってもおいしい。

次に楽しんだのが、チューブスライダー。大きな雪の滑り台に登り、チューブに乗り込み、滑る。予想以上のスピードが出る。一人で滑るのに飽き足りず、4人で連結して一気に滑ることにチャレンジしてみた。ところが、前の人が滑り降りていく力が強すぎて、どうしても後ろが分裂してしまい、なかなか難しい。何度もチャレンジして、ようやく成功した時は気分が良かった。


さらに、輪かんじきを履いて雪の上を歩くという体験もできた。初体験で、なかなか難しい。斜面では、ずっこけることも。

街に戻り、インフォメーションセンターに行き、北緯60度を越えた証明書をもらってきた。なかなかしっかりした証明書である。インフォメーションセンターの前には真っ白のライチョウが群れをなしていた。

夕食にはバイソンの肉を食べようということで意見が固まり、そういった肉が食べることができると教えてもらった”Bulloocks Bistro”(ブルックス・ビストロ)という店へと向かった。小さな店だが、店の中はそこらじゅうにサインが書かれており、確かに一流店のようだ。バイソンはこの日はなかったが、確かにカリブー肉や、その他珍しい食材を使った料理がメニューにある。が、しかし、高すぎた!一品30ドル前後。しかもチップは20%払えとメニューに書いてある。一度は数品オーダーしたが、店のオバチャンが1人1品オーダーしろと言ってくる。高すぎてオーダーできないと言ったら、「マックにでも行きな。」と言われ、店を出た。
次に向かったレストランは、バーと一緒になったような店で、まあそこそこの値段の所で、ピザやパスタなど、みんなが思い思いのものを注文した。

そして夜になり、バスで再びオーロラビレッジへ。オーロラを見るためにやってきた日本人が大量にいた。150人程度も来ているらしい。まずは日本人のスタッフにオーロラビレッジの施設全体を説明してもらう。僕らは良く分からなかったが、もうオーロラが弱いながらも出ているらしい。高性能のカメラで撮れば、緑に写りますと言っていた。オーロラが強くなるまでは、ティーピと呼ばれる先住民族のテントの中で暖をとれる。しかし今晩はそこまで冷え込まず、-10℃そこそこらしい。昨日のほうが寒かった。夜食として、バイソンのスープとパンをもらえた。無理にバイソン肉を食べに行かなくてよかった。スープは具沢山で、肉もちゃんと塊が入っていた。パンにはメープルマーガリンを付ける。メープルシロップとマーガリンを練り合わせたもので、なかなかいける。たっぷり付けて食べることにした。

夜食を食べた後は、見晴らしのいい丘の上で、ひたすら夜空を眺めることに。すると、北東の方角で、最初はぼんやりとしか見えていなかった光が、だんだん強くなってきた。歓声が上がる。緑から白色の帯のような光がゆらめき、渦を巻き、移動していく。次第に頭の真上の方にもオーロラの帯は広がり、形を変えていくのが分かる。神秘的な光は、強くなったり弱くなったりを繰り返し、僕らの目を釘付けにした。寒いということも、このときは忘れていた。後で聞いてみると、この日のオーロラレベルは5段階での4。前日までは天候不順であまりオーロラが見えていなかったというから、レベル4のものが見えたのは幸運なことだった。今回は見れなかったが、レベル5のオーロラは”爆発”するらしい。

宿に戻った後、もう一度オーロラを見るために、ジープに乗り、アイスロードへ。街の外へアイスロードを5kmも走ると、街の明かりはかなり弱くなる。オーロラは見えた。先ほどより強い光は見ることができなかったが、動きのある光は観測できた。