15日目(2/26)  Radium Hot Springs Vancouver

 

 

 まだ暗い中、ハスキーレストランでモーニング。ウインナーは極太だ。

 

 旅はいよいよクライマックス。バンクーバーに向けて最後の長距離移動だ。朝は雲が広がっていたものの、次第に晴れ渡り、ブリティッシュコロンビアの美しい雪山が見えてきた。なだらかなロッキー山脈の山麓をGolden(ゴールデン)という町まで進み、ここから、トランスカナダハイウェイ1号線に乗り、Columbia Mountains(コロンビア山脈)を越えていく。途中にGlacier National Park(グレイシャー国立公園)も通過する。氷河をたたえた雪山がすぐ目の前まで迫り、非常に美しい所だ。

 

 

 気持ちの良いマウンテンロードを通過して行き、次の見所は、Salmon Arm(サーモンアーム)の町周辺を取り囲む巨大な湖、Shuswap(シュスワップ)湖。この湖は、凍結している所と、していない所が混在していた。完全凍結した真っ白の湖は、これまでにもたくさん見てきたが、白い雪山に取り囲まれた、宝石のような青い湖水の湖はカナダで始めて見た。

 

 

 シュスワップ湖から流れ出すThompson(トンプソン)川を右手に見て、川沿いを進むと、6日目にスコーミッシュからジャスパーに行く時に通過した、カムループスの街に着く。昼食はこの街のレストランでとった。

 

 

 カムループスからはイエローヘッドハイウェイ5号線を南へ進む。分離帯つきで走りやすい道路だが、追突事故を起こした車を2回ほど見た。バンクーバーまで気は抜けない。しばらく沿線に街は少なく、給油できる所も限られる。Hope(ホープ)という街で給油のためにハイウェイを一旦降りることに。車のタイヤ周りには、泥にまみれた雪の大きな塊が張り付いていた。給油のついでに汚れも落とした。

 

 

ホープのガソリンスタンドで給油中、ジープに異常発生。エンジンルームから謎の液体が霧の様に噴出したのである。さらにアイドリング中に冷却水温が上昇し、ゲージはHを指していた。冷却ファンが衝突の際に壊れたため、走行しないと、ラジエーターが冷えなくなったからだろう。かなり心配しながら、再出発。しばらく走らせると、水温は下がってくれたが、今度はタイヤ周りから金属がこすれるような異常な音がしてきた。一旦車を停車させるが、どこが異常の元か分からない。バンクーバーまであと150km。今日はなんとか完走できることを祈るしかない。ハイウェイに戻り、走り続ける。金属音は出続けているが、だんだん小さくなり、気にならなくなってきた。部品がこすれきったのかもしれない。

 

バンクーバーの手前60km付近のAbbotsford(アボッツフォード)まで来ると、都会の雰囲気が出てくる。ここから南にたった5km行けば、アメリカのワシントン州である。見えている景色の奥の方はアメリカだろう。

この付近の道路では事故車をたくさん目撃した。横転、衝突、コースアウト、玉突きなど、何度見たか分からない。直線が多い単調な道路で、居眠りしてしまうのが主な原因なのかもしれない。日本の高速なら80km/h制限だろうと言うようなところも、100km/h制限になっていることがほとんどなのも原因なのか。

バンクーバー手前では少しの間渋滞につかまった。遠くに見える夜景がとてもきれいだ。もうすぐでバンクーバー。しかし、今日も宿はまだ決めていない。これまでの経験で、すぐモーテルなら見つかるだろうと思っていた。バンクーバー市街に入り、宿を探す。しかし、見つからない。探しに探し回ってやっと見つけたDay’s Innはなんと満室。結局、P申に載せておいたCambie(キャンビー) Hostelに泊まることに。まず、駐車場がない。路駐はしたくないので、仕方なくコインパーキングに停めることにした。

安いが、部屋は狭くて粗末。簡素な二段ベッドが置いてあるだけだ。とりあえず、夕食に向かうことに。キャンビーホステルの1階がパブになっているので、ここで食べることに。しかし、音楽のボリュームが大きすぎる。話し声もあまり通らないほどだった。部屋で寝る時も深夜まで、下の音が響いてきてうるさかった。

 

 

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